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"生きる力" 教育

前回「パソコンリテラシー」でインターネットを使った教育について 書かせて頂いたが、今回は日曜日朝の報道2001ネタからもう1つ教育について。この番組を見て、本当に杉並区に引越しをしたくなった。

コラムMar.18の 「レジ袋税」を導入したのも杉並区だし、住基ネット参加をボイコットしたのも杉並区。そしてゲストは杉並区教育委員会参与の方だったが、答えのない授業 “よのなか科”という面白い試みをしているのも杉並区だからだ。いま教育改革は旬な話題だと思うけれど、仕組みとかシステム方面の話しかあまりテレビでは見ない気がする。きっとゲストがお役人ばかりだから、というのも理由かもしれない。
この“よのなか科”というのは記憶する勉強でも、先生が答えを用意している授業でもなくて、生徒に決めさせて説明させる授業のやり方だ。社会に生かせる実践的授業だと思う。TVの例では地図があって、もしハンバーガーショップを出店すると したらこの地図の中のどこが最適だと思うか、ということだった。大学の構内を選んだ司会者には「大学構内は平日はいいけれどお休みの日は売上げがないね」と助言する。高速道路入り口の国道沿いを選んだ人には「車の流れが多すぎて人が滞留しないかもしれないね」とアドバイスする。こうした先生のアドバイスを元に生徒達は「どうしてここを選んだか」をディスカッション・プレゼンテーションしていく。答えはない授業なのだ。こういう授業を受けた経験はほとんどない。けれど社会に出てみると、記憶の授業よりもこちらの授業の方が役に立つとわかる。なぜなら、先生の答えを待つ、という姿勢で育ったままで社会に放り出された新人君達は、仕事も指示待ち。ひどいのになると何か言われるまでボ?っとしていたりする。まるで学校の授業そのままの感覚、という新人君も未だにいるんではないだろうか。自分で決めて答えを見つけ、それを説得/説明する、という授業を受けてきたらそのほうが今の社会にはピッタリフィットするのではなかろうか。前者は企業側が新人教育を、お金と時間をかけて行えてこれた時代の話である。

数年前に高校教師である弟に「社会経験がない先生達が生徒達に社会に出て大切なことを教えられるのか?」と聞いた事がある。でももうすぐ経験豊富な社会人が教育の現場にたつことが現実になるのではないか。たぶん日本はそうしないとやばい、と思っています。それから今の中・高校生は僕らの世代が考えているより色んな事を知っているし、考えていたりするから夏休みなどには会社に体験入社するのもいいんではないかな、と感じる。夏に忙しい会社にするとごめんこうむりたい、と思うかもしれないが学校と社会のギャップを学生時代に体験すると授業の受け方や質問も変わってきてよくなるんじゃないかと思う。きっと先生の方がおどおどしそうなくらいだ。

自分の過去に置き換えてみても、生物や理科があまり好きではなかったから、その時間「株式投資の仕方」、とか「ネイティブによる海外の生きた英語授業」なんていうのをやって欲しかったと思っている。きっと生徒達は 実践的なことを望んでいるし、進路(大学じゃないよ)を決めていくにはインターンシップ制度はかなり大切だと 感じる。弊社も胸を張ってインターンシップ募集ができるくらいに早くなりたい。

パソコンリテラシー

Intel の方からお誘いして頂いたのでご好意に甘え、昨日つくば市に「Intel PC スクール」を見学に行ってきました。

昨日は小学生対象でしたが、Intelは積極的に先生達や高校生などに、PCやインターネットを授業に生かす為の具体的施策、などをEducation Programとして日本でも推進しています。私個人、村上龍のJMM Vol.8「教育における経済合理性」という本を買って以前読んでいたほど教育に関しては興味と将来への心配事、がありました。特に日本の受験体制についてはいまだに問題アリだと思っています。
今回地元つくば市のいくつかの小学校から応募してきた約40名を対象に児童に各1台のノートPC が用意 され、1:自然の中の色、をテーマに植物や生き物をみつけに山に行く 2:山にバスで移動して、植物や生き物を班ごとにデジカメで撮影する 3:PCルームに戻ったらデジカメで撮影したものをインターネットで調べる 4:最後に班ごと、および個人でも、テーマや調べたことを元にホームページをつくりみんなの前で発表をする、という流れで進行されました。大人や高等学校農業科の先生方がサポートしているのでわからないときにはすぐに一緒になって問題を解決してあげることができる環境の中でのスクールでした。自分で行動し、調べて、まとめて、発表する、という一連の行動をPCを通して体験することで子供達は新しい勉強の方法を発見できたことでしょう。

Intelの担当者の方によると、U.S.Aに比べ日本の学校は普及の度合いに大きな差がみられ多くは「先生個々の能力や考え方次第」で授業にPCやインターネットが使われるかどうかが決まってしまっているそうです。それから親。子供が宿題の答えをインターネットで見つけようとすると昔の考え方のままの親は、“図書館に行って調べなさい”と言うそうです。図書館に行ったら何十冊もの本を見なければならず、(それでも情報がみるかるかどうかはわかりません)非効率な事は確かです。自分がわからないことは子供にさせない、という親心でしょうか? 一部の小学校では大型スクリーンが教室に用意され、プロジェクターを使って授業を進めるところもあるようです。今後「教育環境」如何によって子供達の間でいわゆるデジタルデバイドが広がっていかないか心配です。今回参加した小学生は9割が授業でインターネットを普通に使い、PCも自宅にある子供達であったためクリックなどとても上手で慣れていました。(小学生恐るべし!)

私個人の考えとしては、小学校低学年からドンドン、インターネットなどは利用するべきで同時に英語も勉強していけば、中学生頃から海外のペンパルとデジカメを通じて画面でチャット、とまではいかなくても、メールでやりとりできるようになっているんではないでしょうか?

田んぼで大きなおたまじゃくしやザリガニを見つけて大声ではしゃいでいる子供達を見て“もっと大人が考えてあげないと”と改めて感じて帰ってきました。今は大人も自分の事で精一杯だったりしますから、住環境同様教育環境も子供を持つ親として気をつけたいところです。

参考:インテルPCスクール

2つの大本営

今年で57回目を迎える終戦記念日。今日14日は日本が正式に降伏を
決定した日で、翌15日には正式発表しました。

昨日13日の夜9時から
NHK総合でスペシャル「幻の大戦果」という番組を偶然見ました。
見た後に「日本の戦後の会社組織と同じじゃないか・・」と感じました。

戦果の発表は大本営という、陸軍と海軍合同チームによって全国民に
発表されていましたが、実はこの大本営の実態が誠にお粗末であったという
訳です。本来国民から見ると本営の前に「大」までつけているんだから
最終意思決定の場であり、その内容自体信じて疑う余地もないものであった
はずですが、陸軍は陸軍、海軍は海軍、という現代で言う「族意識」の
ようなものがあったため、誤報が頻繁にあったというのです。現場の
海軍機長が戦果報告した時には「火柱を見た」というレベルのものが、
本部を得て、大本営発表される時になると「空母を撃沈」という戦果に
膨らんで発表されていました。敗戦の前年、敗色濃い日本に「航空部隊が
空母11隻を撃沈」というような報道がなされたため、空母がいない予定で
作戦が組まれ突撃していって何万という若い人たちが死んでいきました。
またフィリピン・ルソン島にアメリカ軍が上陸したのを受けて、陸軍も
海軍の戦果に負けてはならない、と日本軍の南下を支持しました。
現場の大将は大反対したものの、上層部はそれを一蹴し、結果としては
補給船からの武器・食料を絶たれた日本が致命的な打撃を受けるに至りました。
アメリカ空母の一斉砲撃の中に無理を承知で突進していく、ほとんど初陣の
若い空軍兵たちは、日露戦争で旅順要塞の攻略時に刀を握って機関銃放射に
突進していった陸軍兵となんら変わっていないように映りました。

戦国時代の兵法の勉強もしていたろうに、日本人ってこんなにアホだったっけ?
と思わせる内容の番組でした。戦国時代から情報戦であったはずなのに、
第二次大戦の時には情報が軽視され、仲間内にも正しい情報を隠していた程
上層部が保身のために腐りきっていた、と言い切れると思います。

インターネットの普及で課長・部長を経由しなくてもすぐに情報が入手できる
時代になった今、改めて「嘘のないピュアな情報」の大切さを思い知った
スペシャル番組でした。

サービスって何だろう?

サントリーの鳥井道夫名誉会長の本を、「マーケティングの本」という理由で読んでいたらサービスについて書かれていた。はて、サービスってなんだろう?と考えた。

もちろんサービスは英語であり、辞書を引くと意味が名詞だけで14もあった。雇用、勤務、軍務、奉仕、公共事業 アフターサービス、などと載っている。なんだかいつの間にか「サービスで」というのは「無料で与える」という意味になってしまってはいないだろうか?社会奉仕=public serviceは確かに無料で与えるものであるが、強制されるものではない。しかし「サービスで頼むよ?」なんていうのは考えてみたら半強制である。ここんところがひっかかっていたんだなあ。だからもし営業先で「サービスで教えてください」とか、近い意味で「なにかいい方法をお聞きしたい」と言われたら黙ってしまう。だってそれは有料だから。こちらがサービスで教えたくなったら、または教えたくなるような気分にさせて頂いたお客様には「アフターサービス」はしますけど。

サービスがとてもいい例だけど、和製英語は怖いですねぇ。だってそれに馴れて使っていると海外行っても通じないから。ホームラン、とかサインプリーズ、なんていうのは有名。映画のタイトルもなぜだか日本に上陸すると、ハリウッド映画はみんな簡単なカタカナになっていたり、よくわからない題名に変わっていたりする。これはホントに困るんだよねぇ。外人の友達と映画の話が通じないからいつもオリジナルのタイトルを調べなくちゃならない。カタカナを見たらスペルを調べて本来の意味をきちんと掴んで使っていきましょう。(いつも海外でビールビール!と叫んでいる人は要注意。ビールは何百種類もあるんだから、銘柄を言いましょう。農協のツアーじゃあるまいし!?)

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