有限会社パンズ

黒ヒョウ社長のブログ

エコナ特保問題

2009-10-14 10:41

今日からいよいよ、娘の通う小学校は1年生、2年生が学年閉鎖。 一部6年生のクラスが学級閉鎖になりました。 そして、息子の通う幼稚園もほぼ全滅!だそうで子供達はインフルエンザにやられているようです。 うちの子は元気ですけどね、ガーリックパウダー飲ませてないのに(笑)

 

さて、年間売上200億円の花王:エコナの特保取り消し問題が新聞でも話題になってきていますね。

【発ガン性物質】、というキーワードに敏感に消費者が反応してしまって花王側も驚いているという記事がありましたが、一消費者としてみていて確かに問い合わせ返品・返金の電話がパンクする辺り、日本の消費者のこの反応は異常だと思ってます。

【発ガン性物質】、というのならコンビニで食べているお弁当やおにぎり、着色されてスーパーで売っている肉や魚の切り身やいちご、ハムやソーセージなど知らずに摂取している大量の「食品添加物」だってそうだからです。 なにも食用油に特化したことではないはず。

いまスーパーで食用油を購入しようとすると ”キャノーラ油” というのが1リットル248円とか298円とかで売っていてみんながよく購入する油だと思います。 わたくしもこの前嫁さんに油を頼まれて買いました。 キャノーラ、とはナタネの一種で品種改良された食用油とのこと。 品種改良と聞くと・・・ 遺伝子組み換えは? と疑いたくなりますが、実際にこの値段の安さの裏には、海外から輸入した安い材料をまぜて遺伝子組み換えしている、ということを一部のメーカーでも遠回しに認めているそうです。 

 

ただ、こんなことを言い始めると今の世の中何も口に入れることができなくなるくらいです。 安さと引き替えに享受されている部分もあるのですから、多少身体に悪くても我慢する。 身体に悪い物は我慢できない、というのならその倍のお金を払って、原料から製造工程に至るまで大量生産は出来ない手造り品を買う。 そろそろ消費者はなんでもかんでもを求めない、という少し大ざっぱで大らかな感覚を持ってもいいんじゃないかな、とこういうニュースを見ると感じます。

 

ユニクロとシャネルの使い分けは納得してできるのに、食品となるとそれは一切許されない、というのはちょっと食品メーカー側もかわいそうな気がしますけど・・・。 

 

油も含めて調味料関係は毎日使う物。 だから消費者も勉強をして慎重に選んで欲しいです。 少しくらいうんちくを持つくらいでいい。 特に小さな子供のいる家庭では!  私の場合、調理段階での油は極力少なくしてもらって、食卓で胡麻油とかコメーユをかけて食べるように心がけています。 品質のいい油を少量でも(熱処理などしないで)直接体内に取り込む、という方法です。

 

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