自殺する大学生

2004-03-25 16:11

昨日24日のニュースに「就職難で？学生の自殺増加、大学側が予防に本腰」という記事がありました。

警察庁の調査だと短大・大学生の自殺者数は2000年以降年間320?340人程だそうです。原因については就職難や進路の悩み、であろうという見解がありその証拠に、今年度大学1年生自殺者は7人、大学4年生以上が44人だそうです。これを受けて自殺予防対策に本腰を入れる大学が目立ってきたそうですが、談話室にマッサージ機を置いたり、先輩学生がカウンセリングをすることで本当に対策になるんだろうか、と疑問を持ちます。
それだけまじめな学生が増えている、ということでしょうかね？ 小学生から塾に行かされて十分に遊びを満喫できなかった学生は追いつめられてしまうんだと思います。今の日本の大学教育で、卒業する4年生の時に自分の進路がはっきり決まっている学生の方が少ないんじゃないだろうか、と思います。確かに就職難だし、就職に関する情報もあふれていて、学生側は一昔前より大変だなぁ、と感じます。が、別にやりたいことが見つからないなら、とりあえずどんな仕事でもいいからやってみるとか、もしくは海外にフラッと旅行にでも行っちゃえばいいのに、と自分なんかは思います。
「自分が生きるコンセプトを持つ」ということでは、日本人は海外に人には及びません。島国の問題点かもしれませんが、大陸の人や欧米の人は若くして自分の考えをきちんと持っていて、しかもそれをきちんと伝えられる言語手段も持っている人が多いと思います。
進路に困っている大学生の人たちは、26歳までは社会で遊ぶ、という感覚で気軽にいれば大丈夫だと思います。　3年間真剣に社会で遊べば何かが見つかります。