有限会社パンズ

黒ヒョウ社長のブログ

ワークスタイルについて

2002-01-25 17:06

ワークスタイルについて最近は雑誌でも特集されるようになってきて、インテリア方面の雑誌ではイスやテーブルが結構人間工学に基づいた、PCの前に座り続けても疲れない家具が載っていたりする。


確かに1日のうち、一番長い時間を過ごすのは仕事をする場所だと思う。(現場の人は別ですが)だから家具以外に、空気とか水とかオフィスで使われる基本的なことに気を使っていくのは当然だと思う。ワークスタイルには服装も含まれるわけで、スーツ絶対着用、もしくは服装自由、この2つに大別される。PANSの場合は服装自由にしている。朝何も考えないで白いシャツとスーツを着てしまうのは楽だろうけど、ネクタイが嫌だ。バージングループの会長、リチャードブランソンのように持っていたネクタイすべてを切り刻んでしまうほど嫌いなわけでもないが、どうも”みんなと同じ”というのが嫌いらしい。朝から「今日はちょっと曇っているからわざと明るい色の服を着ていこう」というように自分なりに工夫とか意味を込めて服を着たほうが楽しい。
先日地下鉄に乗っていると向かい側の席に6人ほど座っていたがその中で1人だけびしっとスーツで決めているビジネスマンがいたので、妙にその人だけ向かい側で目立っていた。ちょっと観察したら紺色のスーツの左胸に社章がついていた。この社章はどういう目的でつけているのか未だによくわからない。ファッションだろうか?それとも会社への忠誠心の表れだろうか? 公共の場、バスとか電車などでその社章をみても多くの人がそのバッジはどこの会社の物なのか、=その人の勤めている会社はどこなのかはわからない。バッジがよく行くセブンイレブンやダイエーのものだったらわかるけれど、往々にしてメーカーとか製造業に多いのだろうか、一般の人にはわからないバッジが多い。外国人もスーツをビシッと決めている人が多いが、左胸にバッジ=社章をつけている人はみかけたことがない。
以前世界最大の部品会社DELPHI という会社からバッジをもらったことがあるが、そのバッジには仕掛けがしてあって、赤いダイオードが仕込んであり、裏のピンをはめると電流が流れて赤いダイオードがウルトラマンのように点滅するものだった。アメリカらしいユーモア。これを受け取った私はDELPHIに対してどういう企業イメージを持ったかというと、「ちょっとひねりのある遊び心のある会社」というイメージを持った。そういえば日本のように制服がある韓国でも胸の社章をつけるんだろうか?(今度調べてみよう)
社章で話がずれたが、紺色というのも意味があるらしい。色にはそれぞれ意味があって、紺色は”同調の色”。つまり調和するように目立たないようにスーツを着るには紺色はベストのようだ。おそらくグレーもそうではないかと思う。(面接に受かるため、目立たないようにリクルートスーツを着ているのだったらちょっとおかしい・・意味が矛盾しているから)PANSの場合はカーマイン(赤)あんず色(黄)、るり色(青)の3色をコーポレートカラーにしている。カーマインには「アクティブな、刺激的な、大胆な」というようなカラーイメージがあり、あんず色には「親しみやすい、気軽な、愉快な、開放的な」というイメージがある。るり色は「さわやかな、理知的な、りりしい」というイメージを持っている。だから実は仕事で色を使う場合(装飾やカタログ、ウェブなど)とても気をつかっている。
ワークスタイル&ワークスペースにおいても色はとても大切だと思う。案外自分の好きな色やラッキーカラーを身近におくとホッするものですよ。